日本臨床腫瘍薬学会 ブラッシュアップセミナー2016 東京 (実行委員長 高橋麻利子 教育研修委員会)
学び続けることで、社会からの期待に応えていく

日本臨床腫瘍薬学会が主催する「がん」についての薬剤師向けセミナー。日曜日、長時間のセミナーであるにも関わらず、若手を中心に250名もの薬剤師が集まり、講師の先生方の話に熱心に耳を傾けていました。今回のセミナーのテーマは、胃がん、乳がん、肺がん、前立腺がんの4がん種についてです。それぞれの「がん」の治療について、さまざまな統計データや、世界中で行なわれている最新の研究成果などが示されました。それらに基づき、薬剤の種類や投与方法など、具体的な薬学的介入の方法について講義が行なわれました。セミナー冒頭、開会の挨拶に立たれた同学会の理事長・遠藤一司先生は、近年、外来でのがん治療が増え、薬剤師に対する専門的なニーズが高まっていることにふれて、「薬剤師にも、もっと積極的にがん治療に関わっていってほしい」と話していらっしゃいました。実際、同セミナーには定員を多く超える申込みが集っており、「がん治療」が、薬剤師の活躍できる新たなフィールドとして期待されていることを実感しているそうです。

「胃癌における薬学的な介入」とは?セミナーの内容を一部ご紹介

この日はまず、淀川キリスト教病院 薬剤部の槇原 克也先生を講師として、「胃がん」についての講義が行われました。講義の中では、化学療法の進歩の歴史や、胃がん治療のキードラッグなど基本的な情報の他、実際の化学療法のエビデンス、投与方法など、現場で活かすためのレポートが共有されました。講義の中で「薬学的介入のポイント」を紹介するパートでは、具体的な一つの症例が示され、それをもとに、参加者が「自分ならどうするか?」を4択から回答する、といったコーナーも用意されていました。

セミナーを受講している薬剤師のみなさんは、このような実践的な内容を学ぶことで、現場で期待される役割を果たしていこうとしています。個人が実務経験を重ねるだけでは、なかなか得られない知見も多くあるはず。専門領域に携わる薬剤師として、このような機会を活用して積極的に学ぶ姿勢を持つことは、これからも変わらず、より良い仕事をするための重要な資質と言えるでしょう。

「がん専門の薬剤師」として認定資格を得る

今回の「ブラッシュアップセミナー」をはじめ、日本臨床腫瘍薬学会が主催するセミナーは、薬剤師が新たな知識を得る場であると同時に、さまざまな認定資格を取得するための研修にもなっています。セミナーに参加することで、例えば「外来がん治療認定薬剤師」(日本臨床腫瘍薬学会)や、「がん薬物療法認定薬剤師」(日本病院薬剤師会)などの認定を受けるための単位が認められます。他にも「がん」を専門とする薬剤師の認定資格はさまざまなものがあります。将来的に、「がん」専門の薬剤師になりたいと考えている方は、ぜひ調べてみてください。<参考>日本臨床腫瘍薬学会の理事の一人である、松井礼子さん(国立がん研究センター東病院 薬剤部)のインタビューを掲載しています。合わせてご覧ください。▼高い専門性を活かして働くには?「がん専門」薬剤師の仕事

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