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激白!?先輩薬剤師が語る「こんな新米薬剤師は嫌だ~~」前編

2018年 3月22日号

新卒のみなさんが晴れて薬剤師デビューを果たす季節。現場で働く先輩方は、不慣れな環境に戸惑う新人さんたちを、時に微笑ましく、時にヒヤヒヤしながら見守り、指導しているそう。そんな薬剤師の先輩方に、驚き困惑させられた新米薬剤師のふるまいや失敗を大いに語っていただきました。

患者さんの生命にも影響。薬の扱いには細心の注意を!

治療や改善に処方される薬剤も、ひとたび扱いを間違えれば劇薬に。人の命にかかわるからこそ、その扱いは細心の注意を払う必要があります。以下は、新人が何の気なしにしてしまったミスに巻き込まれた先輩方の体験談。

CASE1 割線がついているのに…!

「新米薬剤師さんには、まずは調剤の補助をしてもらうことが多いんです。ある日、降圧薬ブロプレスの半錠処方が出たので、新人さんに半分にするようお願いしました。少しして、元気よく『半分にできました~!』と差し出してきた新人さんの手には、割線を完全に無視して2つに割れたブロプレス。いやいや、なぜ割線を無視したの!? 割線を無視したのに、どこを基準に半分にした!? そもそも割線の意味を分かってる!? 思いがけない出来事に、先輩の私がちょっとしたパニックに陥ってしまいました(笑)。」

CASE2 取り扱い注意の薬を紛失。一同真っ青!

「麻薬の処方箋が出た時のこと。調剤中に、新人さんが麻薬を『なくしちゃいました…』と報告。麻薬は帳簿への記載が義務づけられており、紛失などの事故があれば、都道府県知事に届出なければなりません。なので、扱いにはいつも以上の注意を要するんです。その場にいる全員が凍り付き、それから1時間、全員で捜索することに。新人さんもそこでようやくことの重大さに気づいたのか、真っ青になって薬を探していました。結局、麻薬は分包機の裏から発見されて事なきを得ました。薬剤師は薬に対しての感覚が鈍りがちですが、確実に処理していかなければいけませんね。」

CASE3 そのミスが会社の損になるという意識を

「1日1回4錠で処方された抗がん剤のグリベック。当時は1錠3,000円くらいと高価なものでした。飲み間違いを防ぐために、新人さんに一包化してもらうよう頼みましたが、その作業をする新人さんから『ヤバ…!』という不穏な声が。どうしたのか尋ねると、まったく悪びれずに『床に落としちゃいました~!』と。全部で1万円を超える薬がすべて廃棄処分に…。薬が廃棄になれば、その仕入れ値分だけ、会社にとっては損失になる、その感覚を身に着けてほしいです…。」 

みんな最初は新人だった! 先輩たちの失敗談

今でこそバリバリ一人前の薬剤師として働いている先輩たちにも、当然新人の時代はありました。思い出すだけで恥ずかしくなってしまうミスのひとつやふたつ、実は、誰にでも経験があること。最後は、どこか勇気をもらえる先輩方自身の失敗談をお届けします。

 マニュアル通りの指導で失敗!

「貧血治療薬フェロミアを処方された男性の患者さんに『お茶やコーヒーはタンニンが入っており、薬の吸収率が下がるので、避けてください』と服薬指導。その1か月後、いらっしゃった患者さんが『大好きな日本茶を1か月我慢したよ…』とおっしゃいました。フェロミアとタンニンは、添付文書上は併用しないほうが良いとなっていますが、これはあくまで、in vitro情報。臨床上のデータによるとさほど問題がないとされています。悲しそうに話す患者さんを目にして、『食後のお茶くらいは飲んでもいいですよ』と一言添えてあげればよかったと反省しました。そして、自分の言葉が患者さんに強い影響を与えるのだと身の引き締まった出来事でもありました。マニュアルは最低限の常識でですが、加えて、臨床でどんな結果が出ているのかなどの情報も併せて確認するべきだと痛感。患者さんに寄り添った服薬指導のためには、薬剤師自身が知識をブラッシュアップしていく必要があると思います。」