将来のキャリアプランはどこまで考えておけばいいのか

採用面接で「5年・10年後どのようになっていたいか」「将来挑戦したいことは何か」という質問を受けることがよくあります。最終面接に近づくにつれて、将来展望が問われます。

個別相談の面接練習でも、そのような問いに対する応答をしっかりと練習をします。
企業志望であればプロジェクトリーダーになりたいとか、新人育成をしてみたい、薬剤師職志望であれば、まずはジェネラリストとなり将来は何らかの領域の専門性を高めたい、という回答がとても多いです。

さて、このキャリアプランですが。一体どのくらい先のことまで考えておけばよいのでしょうか。そしてどのくらい具体的に考えておけばよいのでしょうか。


考えていたキャリアプランのその先は…

ある卒業生を紹介します。
難関を突破し、人気の製薬メーカーに就職、すでに4年ほどが経ちました。就職先でも仕事を任せてもらい、充実した社会人生活を送っているように見えていました。

ある日、その卒業生から「相談に乗って欲しい」と連絡を受けました。

就活生の時には製薬メーカーに勤め「がん領域」で活躍したいと思っていました。そして大きな病院の担当を任せてもらえるようになることが目標でした。それらが実現できそうかどうかを軸に就職先を選択しました。

しかし、その目標は入社後数年で達成してしまいました。社内で上司と面談をした際に、ふとそのことに気が付きました。

「この先の目標がわからない…」将来に対する不安が芽生え、向かうところがわからなくなってしまった、という相談でした。

今、どのような将来像を思い描いていますか?

就活は数か月に及び行っていくものなので、「早く内定を得て、就活を終わりたい!」という気持ちがだんだんと強くなります。

内定にこだわるあまり、ついつい相手(企業)のことばかり考えてしまう就活生が多いように感じます。
この会社ではこんな待遇が受けられる、この病院にはこんな教育体制がある、と相手が持っているものに目が行きがちです。

しかし、就職活動の目的は「内定を得ること」ではありません。長く続いていく社会人の入り口に、自分足でしっかりと立つことです。相手を詳しく知ることも大切ですが、それよりも大切なのが「自分を知ること」です。

「内定」のさらに先のワクワクをしっかりとイメージしよう。

選考で問われる「キャリアプラン」の多くは、あくまでもその企業・その病院・その薬局で挑戦したいこと・キャリア像です。

選考突破のための考え方としては、入社後、仕事を通して挑戦したいこと・成し遂げたいこと・夢、そしてそれを叶えるまでの道筋をどのように考えているのか、ということです。
具体的に語ることができるかどうかで、志望度の高さや本気度・方向性の一致を確認します。

しかし、就職活動で必要なキャリアプランはそれだけではありません。どんな社会人になりたいか、どんな暮らしがしたいか。「会社内」に留まらずより広くイメージしておくことも大切です。

就活の時点で「自分軸」で考えることを身に付けておくと、入社後に目標をブラッシュアップしていくことができると思います。

仕事は生活の全てではありません。多くの時間を要するものですが、「全て」ではないのです。条件で選ぶ前に、自分がどうありたいのかをもう一度考えてみてください。

<執筆者プロフィール>
坂田 康子(Yasuko Sakata)
国家資格「キャリアコンサルティング技能士 (2級) 」保有
首都圏大学で約12年間学生サポートに携わり、2019年8月にタレントゲートへジョイン。現在は個別面談と文章添削サービスを担当。一人ひとりにとってより良いキャリア選択の実現を目指し、寄り添い、親身になってくれる人柄も人気である。

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