これがリアルな声!病院の選び方

コロナ禍という特別な状況により、周囲と就活の話ができない状況が続いているのではないでしょうか。

個別相談でも「周りがどうしているのかがわからなくて、自分の就活の仕方が合っているのかわからない」そんな不安な声がとても多いです。大学に行けば友達に会えて、なんとなく近況報告ができる、そんな普通のことができなくなってしまいました。

今回のコラムでは、面談でよく聞く「病院の選び方」について書いてみたいと思います。なかなか決められない方の参考になればうれしいです!


優先事項3つ!「立地・領域・雰囲気」

最初に答えを書いてしまいましたが、個別相談でよく聞く病院の選び方、この3つがすべてと言っても過言ではない…という状況です。

まずは「立地」です。
多くは実家から通えるかどうかです。病院の初任給は薬学生が選ぶ他の業界と比べるとやや低めです。また夜勤があり慣れるまでは体力的にもなかなか大変、と感じる人が多いようです。そのためしばらくは実家から通いたい、と考える学生が多いです。
このことから、まずは実家から片道1時間~1時間半以内ところに絞ります。

次に「領域」です。
大学での学びや実務実習を通して、関わってみたい疾患領域を具体的に1つか2つ持っている学生が多いです。さらに数年後に専門的な資格を取得したい、という希望もよく聞きます。
それが実現可能かどうか、ということも優先事項としては高めです。

最後に「雰囲気」です。
この雰囲気は2つあります。1つは薬剤部の雰囲気、もう1つは病院の雰囲気です。両方に共通するのが風通しのよさであると感じます。
薬剤師同士のコミュニケーション、そして他の職種とのコミュニケーションがしっかりととれる状況なのかどうか、チーム医療が可能であるかということです。

優先事項3つのバランスは人それぞれ

ここまで述べてきた「優先事項3つ」というのはほとんどの学生に当てはまると思います。ただ、この3つの優先順位や内容は人それぞれです。

例えば「立地」ですが、「住むところにはこだわらない」とか「一人暮らしをしたい」という学生もいます。また、大切な趣味があり動きやすい場所を選びたい、という学生もいました。他にも、学生時代の研究テーマから遠くの大学病院を選んだ学生もいました。

そのような学生は、首都圏出身でも地方の病院を選ぶ、ということもあります。このように「立地」と一言でいっても、その内容は人それぞれなのです。

今考えているところから、さらに一歩深めると選べる!

今の時期から説明会や見学会が増えてきます。選ぶための材料が少しずつ集まってくるこの時期に、もう一歩自分の気持ちを深めてみましょう。

挙げた3つの要素がスタートでOKです!
それらをもう一歩二歩、深めてみます。自分自身がこだわる「立地」とは何なのか?「雰囲気」とは何なのか?具体的にどのようなものなのか、そしてそれらがなぜ必要なのか…今考えているところから、もう少しだけ深めてみましょう。

それらの情報を持ち説明会や見学会に出席をすると、「なんとなく気になる」の理由が具体的にわかり、選択する勇気が湧いてきます。内側と外側の両方から、情報収集を進めてみてください。

<執筆者プロフィール>
坂田 康子(Yasuko Sakata)
国家資格「キャリアコンサルティング技能士 (2級) 」保有
首都圏大学で約12年間学生サポートに携わり、2019年8月にタレントゲートへジョイン。現在は個別面談と文章添削サービスを担当。一人ひとりにとってより良いキャリア選択の実現を目指し、寄り添い、親身になってくれる人柄も人気である。