内定を得てやる気がなくなってしまった―就活の辞め時は?!

4月に入りました。暖かく過ごしやすい季節。学年が上がり、いろいろと節目を感じる良い季節です。
とはいえ就活は4月だから終わり!というわけにはいきません…

タレントゲートの就活スタート講座から就活を開始した人は、もう1年以上就活を続けていると思います。個別相談の記録を振り返ってみても、去年の3月ごろから一緒に自己分析に取り組んできた学生が何人かいます。

実務実習・研究室の活動・就活と多忙な1年。
学年も変わり、そろそろ就活を終わりにしたい…切り替えて卒業試験の勉強を進めたい…そんな声が聞こえてきます。

今回は「いつ就活を終わりにするのか」ということについて考えてみます。


モチベーションの低下の原因は…周りが就活を辞めていくこと

調剤薬局やドラッグストアの選考が動き出し、内定を獲得した学生が増えてきました。
調剤薬局やドラッグストアの選考はエントリーシートと面接、まれに適性検査というところが多く、面接も1回または2回であることが多いので応募から内定までスピーディーに進みます。

一方で、病院の選考はまだまだこれからです。一部の病院で、すでに選考が始まっていますが、これから募集情報が出るというところが多いと思います。

企業希望者もまだまだ選考が続きます。会社によっては去年の夏のインターンからまだ選考が続いているというところもあります。

このようなスピード感の違いや、いつ終わるのかがわからないという状況がモチベーションに大きく影響しているようです。

「妥協」はしない、でも思い切って手を抜く!?

1社内定を得て就活を終わりにするという決断ができる人がいる一方で、1社内定を得ることで他のところも受けてみたくなるなど、なかなか決められなくなる人がいます。

もちろん、どちらの「選択」も正解です。これまでのコラムでも書いてきましたが、「選択」の基準は人それぞれだからです。ただ「就活が面倒」という理由、「妥協」という要素があるのであれば完全に辞めるのではなく、少し離れてみることをお勧めします。

例えばこれまで面接の前に10時間用意をしていたのだとすれば、30分にしてみるなど、少し距離を置いて頭と心を休ませる時間をとりましょう。少し落ち着いてくると自然と気持ちが動きだすときが来ると思います。

そのときに、そもそも自分はどうしたかったのか・どんなことに挑戦をしたかったのかを思い出してみてください。それが原動力になり、内定先に決めるのか、もう少し頑張るのかが見えてくるはずです。

内定後のモヤモヤも大切なモヤモヤかも。

始めるタイミングも、終えるタイミングもある程度自分で決めることができるのが就職活動です。だからこそ「もう終わりにしたい」という気持ちと、「もう少し頑張れば別の可能性が見えて来るかもしれない」という気持ちの間で揺さぶられます。

そのような気持ちも大切な「自己分析」の材料(ヒント)です。「なんでこんなにだるいんだろう」「なんではっきり決められないんだろう」その気持ちと少し向き合ってみると、自分自身が就活を終える時をイメージできます。

そういった気持ちの変化と向き合うことで、「納得感」をもって就活を終えることができるのではないでしょうか。

個別相談では内定獲得後の相談も対応しています。内定承諾や内定辞退でも困ったことがあれば、お気軽にご相談くださいね。

<執筆者プロフィール>
坂田 康子(Yasuko Sakata)
国家資格「キャリアコンサルティング技能士 (2級) 」保有
首都圏大学で約12年間学生サポートに携わり、2019年8月にタレントゲートへジョイン。現在は個別面談と文章添削サービスを担当。一人ひとりにとってより良いキャリア選択の実現を目指し、寄り添い、親身になってくれる人柄も人気である。