薬学部6年生のための
国試にちょっと役立つコラム

第1回
必須問題or理論問題、どっちから手をつける?

 皆さんは、国試に向けてどんな対策を考えているでしょうか。就活も終わって、そろそろ始めようと思ってはいるけれど、先が長いようで短くて、でもどこから手をつけていいかわからない。と悩んでいませんか?

 私は6年生になってから夏にかけて、主に必須問題集(薬学教育センター)を使っていました。この時期はまだまだ勉強不足と言うにもおこがましいほど知識量が少ないので、一般問題(理論・実践)の選択肢を1つも消せないなんてこともザラですよね。少なくとも私はそんな状態だったので、着眼点すらわからないような問題を解き続けても飽きるだけかな、と思いクイズ感覚で解ける必須問題に重点を置いていたんです。もちろん理由としては、「夏にこの問題集から試験をする」と大学に言われていたことが大きいのですが……。

 ともかく、幸か不幸か通学時間が往復3時間あったので行き帰りに問題集をめくり、帰宅後は全て自由時間にしていました。あとから考えれば、この時期に必須問題をたくさん解いたことで、国試に関連する単語に親しめたことはとても良かったと思います。今はあまり意識していないかもしれませんが、単語を知っているかいないかはかなり重要。今後本格的に国試対策の講義が始まったとき、知らない単語が多いと「なんて言った?カタカナ?漢字?」と思っているうちに講義がどんどん進み、わからなくなってしまうからです。

 個人の能力や理解度によってももちろんやるべきことは変わってきますが、まだまだ先は長いですから、本格的に記憶して問題を解くといった勉強法よりも身体を国試に馴染ませることが重要だと思います。

 はじめから意気込みすぎて疲れないよう、コツコツ頑張ってくださいね。 これから、5回シリーズで「国試対策コラム」をお送りしていきます。皆さんの勉強のヒントになればうれしいです。

【ライターProfile】

 博士課程在籍中の薬剤師ライター。専攻は有機化学。でも実験より実験器具作る方が好き。かろうじてドラッグストアの薬剤師経験もアリです。

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第1回 必須問題or理論問題、どっちから手をつける?