薬学部6年生のための
国試にちょっと役立つコラム

第2回
「お腹痛い...まさか食中毒?」な梅雨時薬学生 

 皆さんこんにちは。前回から始まった「国試へのウォーミングアップ」。本格的な国試対策の前に日々の過ごし方やちょいテクをゆるーくお伝えしていきます。卒研や勉強の合間に見ていただけたら嬉しいです。

 さて毎年この時期、修学旅行や給食などで集団食中毒が発生します。私はまだ重い食中毒にあたったことはないのですが、すっごく辛そうなので出来れば一生当たりたくないですね。ともかく、この時期の食中毒、原因はなんでしょうか……、傷んだ食べ物? それはそうなのですが。普段あまり意識しないですよね。

 答えは細菌。…当たり前ですか? ウイルスか、細菌かがミソですよ。生ものなどに付着した細菌が夏の温度で爆発的に増殖するため細菌性の食中毒が増えます。【夏は細菌!冬はウイルス!】と覚えておくとなかなか便利です。

 「細菌、ってそんなアバウトな。何属のなんていう菌?」と気になった方、とても良い視点ですね。ぜひ調べてみてください。国試は長期戦ですから、まだ余裕のある夏前は興味を持ったことから勉強するのが良いんじゃないかなーと個人的には思っています。ただ、「○○属の××は△△をひきおこす」のような知識は秋以降、嫌でも詰め込まれていきます。なので夏前までは薬学の「常識」のようなモノをなんとなーく見渡すのがオススメ。得点に直結するわけではありませんが、選択肢の「単語」にこだわっていたら実は前提自体がありえないから削除、ということもよくあります。こうした問題は「常識」がわかっていればすんなり正解できるんです。

 …なんてうまく理由付けたつもりですが、私がこの方法を選んだのは単に記憶力が非常に残念だから。夏前に記憶系勉強しても2月まで覚えておけるはずないと思って、最初から細かいことは諦めていました。覚えておける人がなんと羨ましいことか。あ、もし同じようなタイプの方がいたら試してみてくださいね。

 それでは今回はこのへんで。生ものには要注意ですよ。

【ライターProfile】

 博士課程在籍中の薬剤師ライター。専攻は有機化学。でも実験より実験器具作る方が好き。かろうじてドラッグストアの薬剤師経験もアリです。

カテゴリの記事一覧

第4回 「模試ってどう使うかわからん!」な薬学生の工夫

第3回 「国試?それより今は卒論!」と言われた薬学生の苦悩 

第2回 「お腹痛い...まさか食中毒?」な梅雨時薬学生 

第1回 必須問題or理論問題、どっちから手をつける?